Project Dreamscape

プレイ人数:2~4人
プレイ時間:30~45分
対象年齢:12歳以上

ゲームのデザインスレッド

カードゲームデザインコンテストは使用するカードの枚数に応じて3つの部門に分かれていました。
1枚で完結させる1枚部門、1デッキ54までのスタンダード部門、そして55枚以上のカードを使用するラージデッキ部門。

今回紹介するのはラージデッキ部門第3位のゲームです。
プレイヤーはそれぞれ夢に関する実験の被験者となり、より良い夢を見続けることを目指します。
ゲームのメインはコスト以内で2つの属性を持つカードを購入していくセットコレクション系です。


ゲームではプレイヤーは順番に手番を行っていきます。
まず、自分のノンレム睡眠の山に睡眠カードの山から1枚追加します。
そして、場に並んだカードから少なくとも1枚カードを獲得します。この獲得にはコストが必要となり、コストは自分のノンレム睡眠の山にあるカードから発生させます(1枚につき1コスト、捨て札にする必要はなし)。

獲得したカードは直ちに自分のノンレム睡眠のカードに積み重ねていきます。
このとき、直前のカードを一致する属性を持つカードを獲得した場合、その属性が重なるように上下を合わせて重ねます。
また、重ねたカードに書かれた2つの属性のうち、片方の属性の効果を使用しなければなりません。

必要なだけのカードを獲得すれば、場のカードを補充して手番を終えます。

ゲームは場にカードを5枚並べることができなくなれば終了します。
それぞれ、自分のレム睡眠のカードを向きと順番を変えずにずらし、属性が連続している(同じ夢を続けてい見ている)ところはその連続数が得点となります。
逆に、ノンレム睡眠の山にあるカードは1枚1点のマイナスとなります。
この合計得点の高い人がより良い実験結果を得られたとして勝者となります。

もし、同点であれば「レム睡眠のカード枚数とノンレム睡眠のカード枚数の差分値」が最も小さい人がより安定した眠りをしていたとして勝者となります。

 

コストを支払うためのノンレム睡眠が多いほど獲得するカードの選択肢は増えますが、多すぎると逆にマイナスになります。しかし、自分からノンレム睡眠のカードを捨て札にすることはできません。
また、1手番に複数枚のカードを獲得するとノンレム睡眠のカードとの枚数差が生まれ、同点の時に不利となります。

より良い夢を長く、そして安定した睡眠を求められる。
ただ寝るだけなのに大変なものです。

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