Dungeon Draw

プレイ人数:2~5人
プレイ時間:15~20分
対象年齢:特になし

ゲームのデザインスレッド

2014カードゲームデザインコンテスト通常デッキ部門第1位のゲームはバースト型ダンジョンハックゲームです。

プレイヤーは冒険者となってダンジョンに単身突っ込み、敵を倒しながら宝を見つけ、生還するのが目的です。
冒険に役立つアイテム、自分の助けにもライバルの妨害にも使える巻物、そしてモンスターの潜むダンジョンで効率よくお金をかぎましょう。

よくある引きまくりバースト系にアイテムや巻物による特殊アクションが絡んだ今風のゲームとなっています。
なお、今回はコンテストに出品されたものでなくその後行われたバージョンのルールを紹介します。

 


プレイヤーは順番に手番を行います。
手番が来れば、山札からカードを1枚引き、ダンジョンの入口として山札の横に表向きで置きます。以降、引いたカードは直前に置いたカードの隣に置き、順に1つの列として並べていきます。

手番プレイヤーはカードを引くたびにもう1枚引くか脱出するか、アイテムがあればそれを使用するかを選びます。
脱出した場合、ダンジョンに並んだカードに書かれた数字の合計分のお金と巻物(手のマークが描いています)を受け取ります。受け取った巻物は手札に加え、お金は得点として記録していきます。

カードを引いた結果、すでにダンジョンに入るモンスターを新たに引いてしまった場合、手番プレイヤーは集めた宝を捨てて逃げ出します。その手番ではお金を得ることはできません。

手番が終わればダンジョンのカードと山札を混ぜてよくシャッフルし、左隣のプレイヤーに渡します。

アイテムは基本的にプレイヤーの冒険を助けます。
山札の次のカードを見て望むなら山札の下に移動させることのできる松明、
山札を引く代わりに上から3枚を見てそのうち1枚をダンジョンに加え、残りを山札の下に戻す地図

と言った便利アイテムから

山札の下から引き、モンスターであれば1金がもらえる(逃げてもこの1金は有効です)角笛
強制的に2枚引かせる罠

といったものまで、様々なイベントが起こります。
また、各プレイヤーが持つ巻物はアイテムの効果を強化したら他の人がアイテムを使用するときに割り込んで使えなくしたりといった効果を持っています。この巻物の使い方もゲームの重要な要素です。

ゲームはいずれかのプレイヤーが60金獲得すればその人の勝利で終了します。

このゲームの夢の一つが宝箱と鍵のセットアイテムで、この2つがダンジョンにある状態で脱出するとその間にあるカードと同じ枚数追加で山札を引き、そこにあるアイテムが追加収入となります(脱出は成立しているのでモンスターがでても大丈夫です)。
これに対応した巻物を使うと引く枚数を2倍にできるので一気に大きく稼ぐことも不可能ではありません。

 

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