神聖巫連盟 : 国内業務用掲示板
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水仙堂 雹
- 09/4/30(木) 20:31 -
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第2都市の建設 1.0
■第二都市建設までの流れ
古くはアウトウェイ住民の受け入れに始まり、数々の福祉政策の実施、藩都における都市計画の成功による人口の増加と、巫の人口は建国当時と比べて大分多くなっていた。
そして現在、国民の生活空間は人口の増加に合わせて自然発生的に拡大していたものの、そのままの市域面積では国民を十分に抱えきれないということで、第二都市の建設が計画されることになった。
■第二都市 計画対象地の概要
計画対象地には巫領の中から海岸部が選ばれた。それはこの計画が、増加した人口対策としての宅地造成だけでなく、拡大する国の産業育成という側面も併せ持っていたためである。
元からあった港町、碧波町(あおばちょう)をベースに作られている。
さらに水揚げされた物資を藩都へと送るための陸路整備も必要だったため、(藩都に近い海岸が選ばれた。
【気候】
140=<日降水量1mm以上の年間日数<160
1500h<年間日照時間<1600h
20cm<年最深積雪<50cm
1400mm<年降水量<1800mm
6℃<日最低気温の年平均値<12℃
12℃<日最高気温の年平均値<18℃〜24℃
風 2m/s=<北西(若狭湾から吹く風)10%と西南西の風20%<4m/s
【流通】
食料輸出を外貨獲得の手段とし、必要な燃料を外国からの輸入に頼る巫では、流通の管理・効率化が重要であると考えられる。そのため外国との窓口となり、また国内での大規模輸送の要地となる海岸部に新たに都市が建設されることになったのである。
■緑と青の基本計画
都市整備に伴い、用地確保・資源確保のために多くの緑地が失われることが事前に予想されていた。そのため、伐採に際しては慎重に場所の選定が行われ、また開発が行われた部分については植樹を行い、急激な環境変化を起こさないように配慮がなされた。
自然環境の保全や災害の防止につながる
海岸部・河口付近の開発を行うことで、岸付近の海流の変化、河川からの流入量・成分の変化が予想される。それに伴う近海の海中環境の変化により海産物への影響が懸念された。
河口付近に計画された新都市部の特徴として、大きく張り巡らされた水路が挙げられる。水路は都市内での物流を支えると同時に、都市内にきれいな水を循環させることで都市を美しく保つ働きがあった。
【周辺環境への影響評価】
建設に必要な木材の切り出しも川上の山で行われているが、山岳部の環境破壊は望ましくないため大規模伐採・採掘が行われないように規制と監視が行われた。木を切った分だけ苗木を植え、林業への支援も同時に行われた。
豊かな山が豊かな海を作るという考えのもと、第二都市住民による山の自然保護の活動も奨励されている。
また水路は海に直通であるため生活排水は直接川に流さず、地下に巡らせた集水管を通して浄水施設へ送られる。
河川は市民による清掃活動も行われる。
■都市計画概要
【計画】
またこの計画は国内需要を増やす目的もあるので、実際の建設に携わる人間は国民のみとした。これはセプテントリオンの影響を排除するという側面も持つ。
都市は標高が低く、水害対策も必要であった。そのためがっしりした石造りの蔵や家屋が建てられた。そのために大量に必要になった石材は、川上の山々から切り出されてきたものを使用した。石切の技術は資源採掘を行っていた旧アウトウェイ国民から提供された。
■施設
【外交窓口としての顔】
港は他藩国からの人、物資の窓口となる。そのため関税機能が必要となった。
【治安維持】
治安維持のために、第二都市の各所には物見櫓が作られる。ここに登ることで櫓の周囲を見渡すことができ、治安維持に役立てられる。
【ランドマーク】
海に出た船が港に帰るために大切な灯台も、当然造られた。高い櫓が組まれ、そのてっぺんでは常に光を絶やさない大きな大きな炎が海を照らしていた。
その足元には広場が作られ、海を眺め潮風を感じられるスポットとして人気である。
農業博覧会会場として広場が提供されている。各国の屋台のベースは今後博覧会終了後も地元の露天に転用される予定であり、格安で国が貸し出すことになっている。
■文化・技術への影響
【食文化】
元から住んでいた漁師が船上で作っていた漁師料理に加え、国内各地から集まってきた労働者の故郷の味も様々に寄せ集まり、食事に関しては非常にレベルの高い町となった。新鮮な海の幸を使ったものが特に美味である。
各種鮮魚をすり身から生まれる練り物が名産である。
【水処理技術】
アウトウェイ国民の藩都への流入に伴う人口増加の際に問題となった水環境の問題は、この第二都市でも起こりうる可能性があったため、また港であるため水環境には細心の注意が払われた。
水道橋や浄水場の技術が活かされている。
【人口増加と葬祭場】
また人口増加に伴い、埋葬場所の問題も付随いてくることが予想されるので、葬祭場についてはきちんと国営のものが用意された。
海岸から南へ下った丘の上に焼き場と墓地が作られた。
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