カテゴリー: BGG Print and Play紹介

Maquis

2013ソリティアデザインコンテスト最優秀作。
ソリティアでのワーカープレースメントという一風変わったシステムで構成されたゲームです。
レジスタンスのリーダーとなって部下を街に派遣し、様々な物資を獲得しながら占領軍への妨害活動を行います。
占領軍の警邏隊はカードによって配置され、場合によってはすでに配置した部下を捕らえられ投獄されることもあります。
また、物資を獲得した後も警邏隊に見つかることなく隠れ家に戻ってこなければいけません。
時間とともに落ちゆく士気をうまく支え、目的のために物資をうまく獲得し、占領軍に手痛い一撃を!

Quest for the Open Tavern

2014二人用ゲームデザインコンテスト最優秀(最多得票)作。
ドラゴン退治を終え勝利の宴会で暴れようとする冒険者と平穏を願い宴会を妨害する村長の戦いを描いたゲームです。
ボード上の各スペースに戦力を配置してより多いほうがその場所の恩恵を受け取り、先に勝利条件を満たしたほうが勝者となります。

Pleasant Prospect Farm

先日結果発表されたばかりのMicrogame Print and Play Contestにおいて最多票数を獲得したゲーム。
30枚で行うドラフトによるセットコレクションゲーム。
1回のドラフトタイミングで2枚選ぶ(1枚は公開、1枚は非公開)のが特徴です。
動物を囲うか作物を育てるか、キャンプ場経営に走るか。30枚とはいえ戦術は少なくありません。

Wheels of Time

4枚ゲーム(カードもしくはボード4枚でプレイ可能なゲーム)コンテスト最優秀作。
CDサイズの円形ボード4個をそれぞれ回転させ、ボードの接点に描かれたアイコンの組み合わせでアクションを行うもの。
ボードの形状とシステム、テーマがまさに歯車のように噛みあった作品です。

Deduce or Die

クルーなどに代表される推理系ゲーム。
伏せられているカードが2枚あり、その2枚から3枚目のカードを割り出し、その持ち主(=真犯人)を当てるという少しひねった構造が特徴。
質問に制限があり、いかにほしい情報を聞き出すかも悩みどころです。

Utopia Engine

2011 Golden Geek Best Print & Play Board Game ノミネートのソリティアゲーム。
魔術師となって荒廃し滅び行く世界を復活させるために各地をめぐり、古の建築物の魔力を回復させ、建物の魔力を接続し、世界の崩壊を防ぐと言われるUtopia Engineを再建し起動を行うのが目的となります。
ひたすら2d6を振りその結果を記入していくものの、行っている行動によって判定方法が変わるため、場面毎の判断を要求されます。

1000 Blank White Cards

ゲームバランスをプレイヤーに委ねているというか、依存しすぎているカードゲーム。
ゲーム内に起こるイベントの多くをその場にいるプレイヤーが決めることができるため、参加者によってゲームの進行は大きく変化します。
シンプルなコンポーネントではありますがよくも悪くも無限の可能性を秘めています。

Colony 9

2013 Solitaire Print and Play Contest モノクロ部門1位/中規模部門2位/リソースコントロール部門1位受賞作。
3個のダイスを生産と建設に分配し、コロニーの建設を行います。
リソースには資材の他、建築資材以外にも自動で特殊アクションを起こすようにしてくれるロボットがあります。
コロニーのうちいくつかの施設は完成することを要求され、その進行度によっては途中でゲーム終了することもあります。
コロニーに必要な施設を建設した上で特定の施設に資材を運ぶことで得られる得点を基準点以上にするのが目的となります。