Utopia Engine

プレイ人数:1人
プレイ時間:30分
対象年齢:12歳以上

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プレイヤーは魔術師Isodorosとして、終わりを迎えようとする世界を救うためにUtopia Engineの再建を目指します。
各地をめぐり建築物を発見する探索、探索結果によって現れる敵との戦闘、建築物を利用できるようにする稼働、特定の2つの建物の魔力の接続、そしてUtopia Engineの起動といったすべての行動は2d6を何度か振り、その目を対応する場所に記入することで判定を行います。

行動によっては時間を消費し、終末の日に到達する、自分の体力を超えるダメージを受ける、もしくはUtopia Engineの起動に成功するとゲームは終了します。
ゲーム中の行動結果を点数化し、最終的な評価が決まります。

ゲーム中に行う行アクションは以下のとおりです。

  • 探索
    世界各地をめぐり、Utopia Engineの再建に必要な建物を見つけ出します。
    探索毎に6つのマスにダイス目を記入していきます(2d6×3回)。
    6つのマスが埋まれば上段から下段を引き差分値を見ます。これが0に近ければより良い結果を得られますが、マイナスになる大きな値になると敵との遭遇が発生します。
    規定回数以上探しても建物が見つからなかった場合、1日消費して自動的に発見できるようになります。
  • 戦闘
    探索の結果敵と遭遇した場合、直ちに戦闘となります。
    差分値と探索箇所に応じた敵が相手となりますが、2d6を振ってそれぞれの目に応じて結果が決まります。
    敵を倒した場合、接続に使用する素材や今後の冒険を有利にするアイテムが手に入ることがあります。
  • 休息
    1日消費することで体力を1点回復できます。
  • 稼働
    発見した建物を利用できるようにします。
    8つあるマスに出目を書き込んでいきます(2d6×4回)。
    8つのマスが埋まれば結果を判定します。このアクションでは差が大きいほど良く、4差で1点、5差で2点の成功度を受け取れます。
    また、同じ目を書いた場合両方のスペースの数字を消して振り直します。
    ただし、結果がマイナスであれば1点負傷してしまいます。
  • 接続
    特定の2つの建物の魔力を繋ぎます。
    まず、対応した素材をひとつ消費し、6つのマスにダイス目を埋めていきます。
    このアクション中の特例として、気に入らない目を捨てることができます。ただし、捨てることができるのは6つの接続アクションで合わせて10個です。
    マスをすべて埋めれば判定を行います。このアクションは可動とは逆に差が小さいほど良く、差分値をそのまま下のスペースに書き込みます。
    ただし、マイナスになった場合は1点負傷した上で素材を1つ消費し、差分値は2となります。
    最後に3つのスペースに欠かれた数字を合計し、Linkマスに記入します。
  • Utopia Engineの起動
    6つの建物を稼働させ、接続が完了すれば最後の作業が始まります。
    6回の接続アクションで記入したLinkの数値を合計し、起動目標値として所定の位置に記入します。
    望むなら、ダイスを振る前に任意の点数だけ負傷することで目標値を下げることもできます。
    最後の作業は2D6の合計値が起動目標値以上であれば成功となり、ゲームは終了します。
    失敗した場合、1日経過した上で1点負傷し、再挑戦することになります。

ゲーム内で時間が進むことで2つの要素が発生します。イベントと終末の日です。
イベントは探索地域に様々な影響を及ぼします。
終末の日まで時間が進むとそこでゲームは終了します。ただし、ゲーム中に得られるGod’s Handのエネルギーを利用することで終末の日を遅らせることができます。

Utopia Engineの起動の成否にかかわらず、ゲームが終了したら進行度に応じた得点を計算します。
得点は以下の条件で獲得します。

  • 建物を発見する
  • 探索結果が0になる(このとき、発見した建物は稼働済みになる)
  • 伝説の道具を発見する(各地域で最強の敵を倒すと手にはいります)
  • 建物を稼働する
  • 接続を行う
  • ベルトの道具を未使用状態で残す(役立つ使い捨てアイテムが3つあります)
  • 体力
  • Utopia Engineの起動及び残った日数

記録用紙に点数を残しておくことで、再プレイした時の目標とすることができます。

ダイスを振って目を記入し、差を比較するというメカニックはほぼ全てに共通していますが、比較した結果の処理が異なるため、場面ごとに考えることが変わってきます。
ちなみに、狙って強い敵を出すことも可能ですが、それでもダイス目に頼らないといけない部分はありますので、余裕で起動まで行っても点数が低いことも起こりえます。ダイスゲームなのでその辺はそういうものと考えましょう。

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