Racket Faeris (Raffut a Faeris)

プレイ人数:2~6人
プレイ時間:45分
対象年齢:14歳以上

様々な妖精たちが住む街で選挙が行われます。プレイヤーは裏のグループのボスとして友好的な種族がより多くの議席を得られるように根回しを行います。
当然他のグループリーダーにも友好関係はありますので、どのプレイヤーと仲良くし、敵対するか見極めるのが重要となります。

ゲームは12の地区全てで代表が決まるまでラウンドを繰り返していきます。
各ラウンドは3つのフェイズにわかれます。

  1. カードの配布
    アクションカードを全員に同じ枚数だけ配ります。
    余ったカードは捨て札としてこのラウンドでは使用しません。
  2. 党員の移動
    スタートプレイヤーから順に「アクションの実行」「パス」のいずれかを全員がパスをするまで行います。
    アクションの実行:実行したいアクションカードを好きな枚数プレイし、その処理を1枚ずつ行います。使用したカードは捨て札となります。
    党員を移動するだけでなく特定地区の党員を退避させその地区に入れなくさせるといった地区そのものに影響を及ぼすアクションも存在します。
    パス:フェイズが終わるまで何もしません。
  3. 投票
    党員マーカーが3種類以上置かれている地区で代表を決める投票を行います。
    最後にカードを使用したプレイヤーは「投票地区の選択権」と「最初の行動」を行います。
    投票:党員マーカーがある種族に対してアクションカードを1枚裏向きでプレイする
    パス:開票されるまで何もしません。
    全員がパスをすれば開票を行います。裏向きのカードをすべて表向け、種族ごとのポイントを党員マーカーの数でかけたもののが最終的な得票数となり。最多得票の種族がその地区の代表となります。
    最多票が複数いる場合、党員マーカー数の多いほうが、それも同じならこのラウンドで代表は決定しません。

    投票を行うべき地区全てで投票が行われたらラウンドは終了します。

ラウンド終了時、すべての地区で代表が決まっていればゲームは終了し、全員ゲーム開始時に配られていた目的カードを公開します。
友好的な種族が代表の地区数-敵対的な種族が代表の地区数がプレイヤーの得点となり、最も高い得点を得たプレイヤーの勝利となります。

党員の移動と投票の傾向から手を組めそうな人を見つけ、うまく強調していくのが重要になります。
アクションカードをすべて移動に使っても各投票で1票は投じることを可能にするジョーカーがあるので、時には無茶をすることも必要になります。

また、オプションルールでジョーカーをより強力なものにすることもできます。
強力なジョーカーはラウンド毎に1度しか使用できなくなりますが、1枚で3票分の影響を持つ他、特殊なアクションカードとして使うことも可能になります。

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