1000 Blank White Cards

プレイ人数:3~6人(10人前後でも一応可能)
プレイ時間:60分
対象年齢:8歳以上

BGGの紹介ページ 作者による紹介ページ(ネットアーカイブ)

手番毎にカードを使用していき、ゲーム終了時により多くの得点を保持するのが目的のカードゲームです。
しかし、タイトル通り使用するカードの多くは白紙ですので、プレイヤーは思い思いにカードに効果をつけていきます。
また、ゲーム終了後に今回使用したカードのうちそれぞれが気に入ったものを選び、次のゲームで使う候補としてキープすることもできます。

ゲームはまず山札を作るところから始まります。
山札にはプレイ人数の5倍程度のブランクカード及び同数の確定済カード(以前にゲームで作られたカード、なければブランクで代用します)を使います。
更に、各プレイヤーに5~6枚のブランクカードを渡し、カードを作ってもらいます。カードには以下の内容を書き込みます。

  • カード名
    カードの名称です。
    あってもなくても構いません。
  • イラスト
    あったほうが雰囲気は良くなるでしょう。
    何故か手元にあるシールを貼るのもいいでしょう。
  • 効果
    あれば使うときに嬉しくなるかもしれません。
    なくても問題はありません。
  • 得点
    ゲーム終了時に持っていれば書いている点数を得ます。
    なくても気にする必要はありません。

カードを作り終えれば、最初に用意した束と今作ったカードを全てよく混ぜ、1つの山札にします。そして各プレイヤーに5枚ずつ配り、適当な方法でスタートプレイヤーを決めればゲームはようやく開始です。

手番プレイヤーはまずカードを山札から1枚引き、手札からカードを1枚使用します。
カードの使い方には3通りあります。

  • 自分に使用する
    普通に自分に使用します。
  • 他プレイヤーに使用する
    他のプレイヤーに対して使用します。
  • 全員に使用する
    カードの効果は全員適用されます。

使用されたカードは得点が書かれているかカードに指示があれば場に残り、そうでなければ捨て札になります。
もし、全員に対して使用していた場合、テーブル中央に共有の場を用意してそこに並べていきます。

手札にブランクカードがある場合、開始時同様に新しいカードを作ることができます(なるべくなら手番外に作っておくほうが良いでしょう)。
もし、手番でカードを使用する段階で使用できるカードがなかった場合、山札からもう1枚引き手番を終えます。

何らかの理由でカードを山札から引くときに山札にカードがなかった場合、そこでゲームは終了します。プレイヤーは手札を公開し、自分の前に置かれた得点を計算して最も点数の高い人がゲームの勝者となります。

さて、ゲームが終わればみんなで今回使用したすべてのカードを振り返って感想戦を行いましょう。
このゲームはゲームをするたびに効果が確定したカードが増えていきます。ちょっとした効果のものやにやりとできるカードばかりならいいですが、眉をひそめたくなるものもあるかもしれません。

今回参加したプレイヤーはそれぞれ「気に入ったカード」を10枚前後(1軍用のカードプールによって決めましょう)選びます。それらは優良カードとして1軍のカードプールに追加します。
残りのカードは捨てるなり記念としてバインダーに入れて保存するなり窯の燃料にして美味しい料理を作るなりしましょう。

ゲームをしていく内に持ち主毎に独自のカードプールが作られていき、参加した人の思考によってゲームのバランスが大きく変化する、プレイが続く限り未完成のまま存在し続けることを考えると何とも不思議な存在な気もします。

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