Elevenses for One

プレイ人数:1人
プレイ時間:5分
対象年齢:10歳以上

BGG紹介ページ

2014ソリティアデザインコンテスト出品作から。
プレイヤーは地方の名士の屋敷で働くメイドとなり、11時に始まるお茶会の準備を行います。

ただしゲーム開始時刻は10時45分、つまり15分間しか残されていません。

ゲームは一列に並んだカードに対して順にどのようなアクションを取るかの選択を主にしていきます。

 

食材置き場カードの内ティーワゴンを抜き出し、得点カード置き場として脇においておきます。
残りのカードはよくシャッフルし、一列に表向きで並べます。

ここで、望むなら列の中のカード1枚を列の先頭に移動させることができます。

表向きのカードに対して、先頭から順に以下のいずれかを行います。

  • 得点カード置き場に移動する。これは現在の得点カードより1大きいカードでなければ選べません。
  • カードの効果を使用し、裏返す。効果は主に「他のカードを裏返す」「カードを移動する」「捨て札を移動する」といったものです。
  • 捨て札にする。捨て札がすでに3枚あれば選べません。

表向きのカードがあるかぎり、順にカードの処理を行っていきます。
もし、列のカードすべてが裏向きであれば、それらをよくシャッフルし、再び表向きに一列に並べて同じことを繰り返します。

 

お茶会が始まるまで15分しかないと紹介しましたが、ゲーム中以下の行動を取るたびに時間は経過していきます。

  • カードを1枚列の先頭に移動する
  • 得点カード置き場にカードを移動する
  • カードの効果を使用する

以上の行動をするたびに1分経過します。

ゲームは「お十じ」を知らせるベルを得点するか、時刻が11時になれば終了します。
得点カード置き場の一番上のカードの数字に残り時間を足したものが最終的な得点です。

ゲームとしては11点が及第点となっています。
カードをどう使っていくかの取捨選択、得点にするたびに発揮される効果をどう活かすか、少ない枚数ながら考えどころは少なくありません。

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