前回の続き、ゲームを開始してから使う各コマンドの話なり
-1.ヘルプ表示(help)
普通はこれを0にするべきだよねぇ……
使用可能なコマンドの一覧及び各コマンドの説明を表示します。
help :コマンド一覧を表示
help <コマンド>:コマンドの説明を表示
なお、一部コマンドは記載通りの挙動をしない(next/advance)、一覧に表示されない(kill/collapse)のもあるのでご注意を。
ちなみに、この文章もソースファイル見ながらこれ書いてます
3.5.開始時の注意
ゲーム開始時、プレイヤーは内部でシャッフルされ個別の番号を割り振られ、本人にのみ教えられます。
そしてゲーム中確率表は番号でのみ提示されます。このため、各人自分の確率はわかりますが他の人がどの確率かわからないようになっています。
4.状況確認(Stats)
参加者、役職、未行動者のリストを表示します。
stats:全体情報(現フェイズ、参加者、役職、未行動の各一覧)を表示
stats <PL名> :プレイヤー情報(番号、役職、行動状態)を表示
注意:複数のプレイヤーを指定しようとするとプログラムがエラーを起こし停止します!
5.確率表(table)
このゲームの主役となる確率表を表示します。
コンソールにはプレイヤー提示用のものが表示され、同時に別ウィンドウで詳細が表示されます。
設定しておくと自動でクリップボードにもコピーされるので便利です。
6.世界一覧(gtable)
現在の状況で収束しうる役割分布の全組み合わせを表示します。
1列が1つの役割配分=世界に該当し、左からプレイヤー番号が1から順になります。
また、Xが付いているものは「既に死亡している」か「その世界に収束した時死んでいること確定する」ことを示しています。
7.襲撃(maul/attack)
あるプレイヤーが別のプレイヤーを襲撃したことを記録します。
どちらのコマンドでも使い方は変わりません。
maul <攻撃者1>,<対象1>,<攻撃者2>,<対象2>,…:攻撃者Xは対象Xを攻撃します。
対象は省略できず、不足していた場合エラーを返します。
また「人狼率が0%の人が襲撃しようとする」「死者を対象に取る」場合その部分だけ無視されあとの処理は行われます。
攻撃者及び対象はプレイヤー名に入力しないといけません(一部でも特定可能であれば、名前の一部だけでも認識してくれます)。
8.預言(peek)
あるプレイヤーが別のプレイヤーの正体を探ることを記録します。
コマンドの使い方と注意点はは襲撃と同じです。
9.投票(vote)
昼の吊り対象として誰が誰に投票したかを記録します。
コマンドの使い方及び注意点は襲撃と同じです。
10.プレイヤーを処刑(kill)
吊りの対象になったり何らかの都合でプレイヤーを死亡させるために使用します。
kill <PL1>,<PL2>….:指定した人を処刑
処刑されたプレイヤーは直ちに死亡し、その役職が確定します。
場合によってはこの確定によって一部の世界が排除され、様々な余波が起こることもあります
11.プレイヤーの役職を確定(collapse)
勝利陣営が確定したものの全員の役職が確定していない、完全に膠着状態に陥りプレイヤーの行動では進行しない時に使用します。
collapse <PL1>,<PL2>….:指定した人の役職を確定
役職はその時点での確率分布に従って定められます。
場合によってはこの確定によってさらに情報が確定することがあります。
12.ターンを進める(next/advance)
ゲーム内の時間を進め、行動を確定します。
このコマンドを打つまでは襲撃及び預言の対象の変更が可能です(プレイヤーごとに最後に指定したもので行動を行います)。
この処理の都合上、預言の結果はこのコマンドを実行したあと一括でコンソールに表示されます。
注意:helpには引数でプレイヤー名を入力すると処刑するとありますが、実際は処刑されずに進行します。そのため、killで処刑しなければなりません。
基本的に「tableで確率表を抽出、提示」「行動(maul/attack/peek/vote)を選択してもらい入力」「(昼のみ)killで処刑」「nextで時間をすすめる」のサイクルで進んでいきます。
あとは追加されている役職とシステム系のコマンド解説かな?
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