今日紹介するのは、カードプレイによる陣取りにお金の要素も絡んだ「ハチエンダ」です。
プレイヤーはひとつの広大な土地を互いに囲みあい、土地に点在する市場に家畜を売却しながら自分の土地を広げていき、より多くの得点を獲得していきます。
手番はカードなどの購入、カードのプレイ、農地の耕作などから自由な組み合わせで3回の行動を行います。
購入では、土地や家畜を配置するためのカードのほか、得点効率を上げるハチエンダや障害物になる代わりに周辺の土地や家畜の所有者に得点を与える池なども購入が可能です。
カードはプレイすることで該当する地形に土地タイルを配置したり、自分の土地もしくは同種の家畜に隣接して家畜を配置をしたりできます。
また、広大な土地を確保していれば、その土地を耕作することで大金を手に入れることもできます。ただし、同じ土地からは1度しか耕作ができないことがほとんどです。
カードを購入するためにはお金が必要であり、お金は家畜をボード上に点在する市場に接続するか、農地を耕作する必要があります。そして、タイルを配置するにはカードが必要なわけで……この辺りのマネジメントがこのゲームの要になってきます。
得点はゲーム中2回計算が行われます。家畜で接続を行った市場の数、広大な土地、ハチエンダ、池の周辺のタイルなどから得点を獲得します。どの方法で得点を獲得するのか、この辺りを他の人の様子を見ながら決定していくのも必要になってきます。
ゲームは序盤から1手番の行動数に悩まされ、後半になってくるにつれて1手番辺りの行動の重要性も増してくるため、この辺りのこつをつかむのに何度か遊んでみなければ実際の面白さは見えてこないかもしれません。が、その辺りに納得できるのであれば、何度も遊べる面白いものだと思います。
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