プレイ人数:3~6人
プレイ時間:90分
対象年齢:12歳以上
クルー(ド)やスルースに代表される推理系ゲーム、その中でトランプを使ったのがこのゲームです。
ただし、3組必要になりますが(うち2組は裏が同じもの)。
無人島に漂着した一行の中で起こった殺人事件、それぞれが同期を持っている中で果たして犯人は誰なのでしょうか?
まず、推理するための動機カードはクラブを除く3スートのA~9の27枚を使用します。
同期カードはよく混ぜた上で2枚を中央に伏せ(この2枚が真相につながる手がかりとなります)、残りを等分に配ります。
あまりが出た場合は伏せたカードの脇に表向きで並べます。
初期情報として「最も所持数の少ないスートの一つ」を順番に宣言します
手番が来れば質問カード(同期カードと同じ構成で各2枚ずつ、計54枚)を3枚表向け、そのうち2枚を使って他の人に質問を行います。
質問内容は「1枚目のカードから2枚目のカードまでの間のカードを何枚持っているか」となります。
もし、2枚のカードのスートが同じであればそのスートのみを、異なれば3つのスートすべての枚数を聞いたことになります。
また、9と1は連続するので例えば4→8と提示すると「4~8」が、8→4と提示すると「8~9および1~4」の範囲になります。
もし、同じカード2枚を選んだ場合、その数字もしくはスートの枚数を聞くことができます。
質問された人は正直に枚数を答えます。1つの質問が終われば手番は終わり、質問者の左隣の人が次の手番を行います。
質問及び回答は公開されていますが、質問者は望むならゲーム中1度だけ質問を秘密にすることができます。
メモ用紙に質問を書き、聞きたい人に渡します。渡された人も答を言わずにメモ用紙に書き、そのまま質問者に返します。
質問が進み、伏せられたカードがなにか分かれば真犯人を探すことになります。
まず、伏せられているとされる2枚のカードから3枚目のカード=本当の動機を割り出します。
カードのスートは2枚が同じであればそのスートが、異なればどちらでもないスートが当てはまります。
数字は2枚を足した合計になります。もし10以上になるなら9を引きます。
こうして割り出されたカードが殺人の真の動機を示します。もし、誰も持っていないカードであれば誰かが持っているものに当たるまで数字を1つ増やします。
ゲーム中、プレイヤーはいつでも1度だけ真犯人の告発を宣言できます。
告発はまず自分の用紙に伏せられた2枚のカードが何かを記入します。
次に真犯人が誰かを宣言します。
告発者はまず伏せられたカードを確認し、真犯人に指名した人の手札を見ます。
すべてが正しければ伏せられたカードと確認した手札を公開し、勝利します。
一つでも間違っていれば、その旨を伝え、以降手番を失います。
もし、本当の動機であるカードを持っていた(=真犯人の)場合、濡れ衣を誰かに着せることになります。
濡れ衣を着せられるのは本当に動機を示すカードの数字を1つ増やしたものです。
この時も告発は同様に行い、すべて正しければ自分が持っていた本当の動機を示すカードを追加で公開することで勝利できます。
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