内政のために現在出来ることは主にイグドラシルからの派生を所得や施設などを購入することと政策を作ること、内政ゲームや広告の購入などがあります。これ以外にも戦闘や生活ゲームなど内政に関わるものはありますが、内政ゲームはまだ利用できる状況ではなく、それ以外は汎用性の点で今回は省きます。
まず、イグドラシルや不動産、最近では広告も増えましたが購入物、イグドラシル所得枠で得たものを内政に使う場合、イベントなどで設定国民に直接影響を与えるものや交番、や街灯といった数値となって現れる治安を上げるもの、病院や学校のように普段は直接現れないレベルで藩国に影響を与えるもの、空気浄化施設や浄水場のように表面化している問題を対処するために購入される施設があります。特にイグドラシルから所得したものは国風に影響を与えてきたようです。ただ、プレイヤーたちでも苦戦する敵を追い返したほどに強くなった所もありますが、そこまで育つことを期待できるほどのものではありません。あくまで可能性を作るだけで多大な期待をしてはいけません。
神聖巫連盟では保育園を所得し、小学校を所得し、EV124では児童養護施設を作り、fvbのからくり花時計を設置したりハンカチを設置したりと少しでも子どもたちのためになるようにと努力していますが、目に見える形となって現れたりはしているわけではありません。あえていうなら設定国民ではなくPLに対してどういった方向へ進んでいるのかを示すことはできているとはいえるかもしれませんが、それにしても目に見えるというにはまだ弱いでしょう。けれど、輸送機関や工場などと違って教育機関なんていうものは現実でもその成果が現れるのは早くても完成後数年たって卒業生が出てからです。教育機関以外でも小学校は避難場所としての効果が、児童養護施設には孤児となった子どもを受け入れる事を期待していますが、どちらもその成果が現れるのは問題が起きてからです。そんなわけで問題が起きていない限り成果がわからない以上目に見える形となって現われることを期待してはいけないと思っています。
ただ私はそのように見ていますが、これは育てる時の考え方によって見解は分かれることだと思います。何を育てるように育てるか、どんな風に育つことを願って育てるかなどいくつもの育て方があると思うからです。ただ、自分がどんな風に思って育てているのかは自覚して説明できるようにはしておきましょう。違いがある、つまり人と比べてどんなところが偏っているか自覚している事は、ひとに相談し、問題があった時にとめて貰えるようにしておくためには必要な事だからです。
政策に関しては提出前に国で相談することが多いため、それほど偏りを意識する必要はないでしょうが、国内部にいるだけでは見えない問題点がないか気をつけるべきです。具体的には類似した政策を作っている国を参考にするようにするといいでしょう。アイドレス内で類似した政策がない場合は日本やノルウェーなどのこちらの国での政策や、国際条約を手本にすることもできます。例えば神聖巫連盟では国際条約である児童の権利に関する条約を参考に子どもの人権を守るための政策を作成中です。もちろん、そこまで国の根っ子のほうに関わる政策でなくても政策を作ることは可能です。ただ国にあっていない政策はいくら作っても通りません。国の特徴を知り、それにかけ離れた政策にならないようにしましょう。イグドラシルからわかる以上の特徴がわからなくて、もっと詳しい情報が欲しい場合は新聞や、自国が登場する生活ゲームのログを参考にするといった手があります。個人的には知らない事は必ずしも不利ではなく、無知は時に武器になりうると考えていますが、政策に関しては国のことを知らないというのは不利にしかなりません。ただ、これは一人が全てを知っていないといけないというわけではありません。また、情報を集めるときも一人で情報を集めるのではなく、協力してもらうか、特定の誰かに手伝ってもらえない場合でも自分が今どういう目的でどういう情報を集めていることを伝えその経過が伝わるようにはしておいたほうがいいでしょう。進展を見て貰っているうちに意見が出ることもあるし、同様の政策が同時に作られることを避けるだけでなく、全く別の政策でも関わる部分があるならそれをどうするか相談することもできます。ここまで政策に関して書いてきましたが、まだ政策を提出するシステムができてあまり日が経っていないこともあり、これが正しい方法だというものが確立されているわけではありません。試行錯誤の最中で行われている一つの方法程度に読み、自分の方法を見つけ出してください。