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案2：細かい内容

谷坂少年 - 14/7/16(水) 23:11 -

ツイッターに下記の相談がありましたので、ログを転載しつつページの流れを作ってみましたー

七飾　蛍 ‏@nanakazari · 7月11日医術で患者を治療する方向に捕らわれていたけれど、医者では現状を変えれない患者を通して本質に立ち返るとかでもいいよ。技術に溺れるのを止めるためにはそれに捕らわれていてはダメだという認識を持ってもらわないといけないんだし

七飾　蛍 ‏@nanakazari · 7月10日確認しました。折り紙の方向性としては、あるものをつかう（薬の包み紙など）、ルールを決めて競技にする（小ささ、所定の紙からどれだけ多くの連鶴を作るかなど）、技術をつぎ込んで高みを目指す辺りを考えましたが、一つ目がやりたい。特に三つ目は技術に溺れて目的を見失いそう

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☆ページの流れ

形式：絵日記

主な登場人物

太郎（仮）
　太郎（仮）さんは新進気鋭の漢方医です。非常に豊富な知識を持ちますが、自分の患者である一人の少女の病気が治せず、医療に限界を感じながら思い悩みます。
　そんな太郎（仮）さんはある日、せめてもの慰みにと手元の薬紙で鶴を折ります。その様を少女が喜んだことから、医療技術以外のもっと根源的な「人を癒す」ことについて考えはじめ、折り紙職人としての道を進み始めます。

少女（仮）
　最近、神聖巫連盟にやってきた移民の少女のようです。なれない土地に不安でいっぱいのところ、重い病気にかかってしまい、歩くことができなくなってしまいます。病気自体は直っているのですが、精神的な影響か、いまだに立つことができないでいます。
　主治医の太郎（仮）さんに薬紙でできた折鶴をもらって以来、すこしづつ元気を取り戻し、太郎（仮）さんから教えてもらった千羽鶴を折っているようです。千羽鶴にかけるその願いとは……。

導入：これはある折り紙職人の物語。

1、漢方医と少女：太郎さんと少女の出会い
2、漢方医の苦悩：苦し紛れに折った鶴に笑顔を見せる少女
3、新しい折り紙：身近なあらゆるもので折り紙をしてみせる太郎さん。
4、新しい折り紙2：いろいろな折り方を調べ、少女に見せる太郎さん。かえる、きつね、あさがお、千羽鶴、いろいろな折り紙があるね。
5、漢方医と学校：学校の定期健診で折り紙ブームを作る太郎さん
6、大会：折り紙大会が存在することを嬉々として語る少女。そんな少女を見て、太郎さんは大会で優勝することを決意します。
7、折り紙と少女：最近、少女がよく折り紙を折っている姿を見かけます。よく見ると他の患者さんたちも？
8、折り紙の紙：折り紙用紙に詳しくなる太郎さん。千代紙ってなんでしょう？
9、技を究める：さまざまな折り方を探す太郎さん。ですが本当に大事なのは、折り紙に込める思いなのです。。
10、漢方医と儀礼：神社によった太郎さんは、折り紙には儀礼折り紙と遊戯折り紙があることを知ります。折るということは祈るということに似ているのかもしれません。
11、千羽鶴：緊張した面もちで大会に挑もうとする太郎さん。そこへ車いすの少女が駆けつけます。「がんばってね、太郎さん。これ、私と患者さんたちで千羽鶴を折ったの。先生、いつもありがとう。どうか、あなたの願いが叶いますように」
そう告げる少女は椅子にすがりながら、必死で立ち上がり、両手いっぱいの千羽鶴を太郎さんにわたします。太郎さんは泣きながら言います。みんなありがとう。でも、僕の願いはもうかなってしまったよ。どうしよう。
そうして、太郎さんは笑顔で大会へと向かいました。

結末：その大会の優勝者を、人はこう呼びます。折り紙職人と。

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