神聖巫連盟 : 国内業務用掲示板

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新アイドレス作成枝 藻女 08/9/25(木) 21:10

Re:すばらしい都市計画(イベント) 信乃 08/11/26(水) 3:09 [添付]
Re:すばらしい都市計画(イベント) 信乃 08/11/26(水) 3:18
Re:すばらしい都市計画(イベント) 信乃 08/11/26(水) 3:44
Re:すばらしい都市計画(イベント) 信乃 08/11/26(水) 3:23 [添付][添付]
Re:すばらしい都市計画(イベント) 藻女 08/11/26(水) 20:34
Re:すばらしい都市計画(イベント) 信乃 08/11/30(日) 22:02
了解です 藻女 08/12/1(月) 1:42

Re:すばらしい都市計画(イベント)
 信乃  - 08/11/26(水) 3:09 -
新都市計画

相次ぐ難民の受け入れによって巫の人口は大きく増加した。そのため、これまでの都市規模では賄いきれない容国民を抱えることになり、生活のあらゆる面で不足が生じるようになった。どうせ作るならつぎはぎだらけの見栄えの悪い都市よりも、いっそゼロから新しい整然とした都市をつくり出そう、こうして提出された数ある一案のうちの一つが以下に記す「巫太陽都市計画」である。

巫太陽都市計画

先に断っておくが、太陽という名の都市を造るわけではない。太陽のように日の出の勢い、力強さを持った都市にしよう、そう言った思いを込めて付けられた名称である。都市名に関しては変更するかどうかは定かではない。

都市概略

都市の規模は旧都に比べて倍近い面積となっている。
都市内部は縦横に大路、小路、水路が格子状に走っており、小路で区切られた場所を「町」とし、大路で区切られた九の町を「里」とし、大水路によって区切られた里を「坊」として、それらが行政区分の単位となっている。

*下図は新都市の模型

交通機関

都市内部での主な交通機関は陸路による馬車と水路による小舟の二つである。
馬車は、移動速度が早く、大型の物は乗車可能人数も多くなるが、停車場所や出発時刻、通行ルートなどが定められているため利用者の自由が少ない。
小舟は、速度が遅く、乗船可能人数は少ないが、一町単位で乗り降りできる場所が有り、船の数が多いため簡単に捕まえることが出きる。
この二つは例えて言うなら、バスとタクシーの関係である。それぞれに一長一短が有り、これらを上手く使って利用することが通である、などと旅行者には語られている。
添付画像【巫新都市計画模型.png : 0.9MB】

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Re:すばらしい都市計画(イベント)
 信乃  - 08/11/26(水) 3:18 -
内裏(中京二条)

 巫の官庁所在地である。周囲を城壁で囲んでいるが、これらは有事の際に置ける役割を考えてのもので、戦時でない限り門が閉ざされたり、堀の橋がはずされることはない。
 内裏内部は、中央に姫巫女と近侍の巫女達が暮らす宮殿が置かれ、東に政務を司る三公(さんこう)、北東に行政の中心である八省(はっしょう)、南東には国軍である巫四軍(かんなぎよんぐん)、西には藩国内七層を監督する七層監察(しちそうかんさつ)、北西に首都を司る六職(りくしき)、北東には神祇祭祀を司る天地二官と巫の道祖神、先代の姫巫女を祀る神社、南には若い官僚達が暮らす九つの寮があり、北にはバトルメイド育成機関『みたらし団子茶房巫』が置かれている。

#*それぞれの官庁、職務は別項を参照

学礼坊(中京三条)

 学礼坊は南北で毛色の異なる珍しい坊である。
 北には国内最高学府である太学とその付属高、中、小学が置かれており、太学の周囲には学生寮や古書店、素材店など、学問に関するもので占められている。
 一方南に目を移すと、旧巫観光街をそのまま、いや、巨大化した形で移築された観光地が占めている。碧の瓦と朱の柱、白の壁による三元で囲まれており、南北の城門(これも観光物の一部)をくぐるとそこには北とは趣の異なった賑やかさがひらかれている。
 一部の有識者達からは、学問と繁華街を一緒にするなどけしからん、学力が低下したらどうするつもりだ、などと不平が出ているようであるが、それらは最高学府の厳しさを知らない有識者達の杞憂でしかない。むしろ、遊び場が近くにありながらも、行くことの出来ない学生達に憐れみを覚えてやるべきなのである……。

工芸坊(右京一条)

 都市模型では南北で工房と住居が区分されているが、実際のところは住居区域にも小さな工房が多数存在しているし、工房区域の方にも集合住宅が建設されている。
 いわゆる町工場と呼ばれる区画であるが、ここで作られているものは機械や部品と言った工業品ではなく、陶器、大工、金物や織物など工芸品に分類される物である。徒弟制度の習慣が今も根強く続いており、頭領とその家族、弟子と妻子が一家を形成し工房周りに集まって暮らしている。
 直売所では日用品から芸術品まで、南の商業地域とは異なった品揃えを安値で販売しており、西住戸坊の北辺で生活する人々は商業坊よりもこちらを利用することの方が多い。

寺社坊(左京一条)

 本来は寺社仏閣のみを主とするはずであったが、様々な宗教関係の組織が立ち並ぶようになり、ある種奇怪な……、否、国際色豊かな宗教施設群が出来上がっている。
 丑寅(鬼門)には寺社仏閣を! 古典的と言うか、王道と言うか、まあ、そんな理由で作られた寺社仏閣坊であり、学礼坊に置かれた観光用の寺や神社と異なり、真面目に修行に打ち込む者達がこちらには多い。しかしながら、あらゆる宗教が集まっているため、およそ一月に一度の割合で祭が行われるため、観光客が集まってくることが多々有り、責任者達の嬉しい矛盾と誤算のため息が聞かれることもしばしばである。

東西住戸坊(左右京二条)

 巫の一般国民が暮らす住居区である。まあ、普通の住宅地である。どこにでも在る住宅地である。特に、記述するべきことのない住宅地である……。
 あ……、一つ逸話が有るとすれば、区画整理のときにやたらと厳しかったこと、がある。
 そのわりに土地の広さが全戸統一されていないのはいかがなものであろうか……。

東西商業坊(左右京三条)

 東西それぞれの坊に二つずつ商会があり、商業坊を取り仕切っているのは、その四つの商会である。商業坊で市以外に店舗を構えるためにはこの四商会のいずれかに属す必要がある。
 商会とはゼロからの起業をメインに考えられたシステムである。四つの商会の名は蘇芳(すおう)縹(はなだ)浅葱(あさぎ)山吹(やまぶき)であり、その役割は商品の仕入れ、流通、経営コンサルト、資金融資など民間的サービスと営業登録、株の管理、経営監査、訴訟の調停など公的サービスの二種類、要約すると中小企業の福利厚生、起業支援を行っている。
 もう一つ、商業坊の特徴は市である。市とは、東西どちらにも設置されている公営の貸店舗のことで、屋根と柱と商品棚だけの簡素な作りになっており、公営フリーマーケット会場、と呼ぶのが適切かもしれない。商会に所属する必要も無く使用手続きも簡素で、場所さえ開いていれば当日申請でも受け付けており、行商人や日曜大工から、芸術家や学問家など様々な人が集まって来る。また、商会に所属していても使用は許可されるため、新製品の売り出し、期間限定商品や地方特産物の販売など、商会による突発的なイベントが開かれることもしばしばある。

東西農耕坊(左右四条)

 都市の規模を拡大すると南方にあった農作地に限りなく接近した。ならいっそ、農地も都市の一部に組み込んでしまおう、ということになり、農地も都市にあわせて拡大された。そうしてできたのが農耕坊である。
 もともとあった農村を吸収したため、この区画は大路、小路、水路、社の建設以外はほとんど手がつけられていない。

公舎坊(中京一条)、公田坊(中京四条)

 国が管理している公営住宅と公営農地である。
 北は住居と農地がセットになって貸与され、南は農地だけを貸し出す方針で作られている。公舎坊は基本的に低所得者向けの福祉施設のため手続きや審査が厳重に行われるが、公田坊は日曜農家感覚で借りることができるほど簡素な事務で行われている。
 貸借料は金銭が基本となっているが、農地であるため物納も可能としており、収穫量の20〜25%ほどで支払われることもある。

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Re:すばらしい都市計画(イベント)
 信乃  - 08/11/26(水) 3:23 -
#以下の記述は国民番号登録所に登録されている国民のみ閲覧を許可する。

巫太陰都市計画

 太陽とは天空に登る日輪の他に、陽気に満ちあふれた状態を意味する語でもある。国家の興亡にも都市の栄枯盛衰にも、盛者必衰の理があるように、天地の四象も陽気が充ちればあとは陰に転じていくのみである。太陽とはつまり、将来に陰気が充ちることの忠告でもある。
 そうしたときのために、穏やかな陰気のときを迎えるための計画、それがこれから記す太陰計画である。一つ説明しておくが、陰気とはけして不幸、不運を指し示す言葉ではなく、さらに言えば、陽気が幸運、幸福と言うものでもない。陽とは動であり、活発であり、陰とは静であり、柔順であり、いわば気の形であり、自然の在り方なのである。
 例えば、ここに一つの部屋がある。そこに活動的な少年(陽)がいたとして、静かな空間(陰気)であれば、彼がいかに活動的でもただ一人から回るだけである。柔順な少年(陰)が、賑やかな空間(陽気)に入れられれば気疲れするであろう。都市の陰陽も、国家の陰陽も、つまりはそれと同じなのである。

呪術都市巫

 巫は古くから神仏の加護の中に行きてきた民であるので、神話、宣旨の類から、おみくじ、迷信に至る小さな神事まで、現在でも広く受け入れられている。いわば呪術的土壌が構築されているのである。そのため、計画者達は都市に結界をしくことで巫を守ろうと考えた。

水路十二坊と黄道十二宮

 陰気とはすなわち夜の気をあらわす。都市にとって天の明かりは月であり、地上の明かりは王である。月は満ちて欠けていく。王もまた同じである。望月であれば明かりはあるが朔であればどうだろうか。世界は闇に包まれる。答は否である。
 たとえ朔の夜であろうとも、それには無数の星が小さな灯火を発している。故に地上にも星の守護を求めた。十二坊に必ず一つ神社が置いてあるのは、十二宮を求めるためである。二神を祀っている内裏の神社に社が三つあるのもそのためである。
 たとえ空が曇ろうと、王に陰りが見えようと、神社の灯火によって人を導くための守護が十二宮の神社なのである。

大路四十八里と八卦六位図

 大路で区分された四十八の里には必ず社が置かれている。小さな社であるために由緒但書は何もない。ただの一市民の目から見れば、地蔵か稲荷か、その類の一つにしか見えないものである。だがその中にこそ、八卦六位の守護が祀られているのである。
 八卦六位図とは、縦の八卦と横の六爻に干支を配当したものである。

 工芸坊には甲乙(木気)の十二支が祀られている。工芸品を生産するには火を使う。火気を強めるためには、木気が必要なのである。故に、この坊が強い火を必要とする工芸坊となった。

 公舎坊には甲乙(木気)壬癸(水気)の十二支が祀られている。弱者を大樹(木気)へと育つように、栄養(水気)を与える。木気を強めるのは水気である。
 故に、福祉施設である公舎坊となった。

 寺社坊には壬癸(水気)の十二支が祀られている。万物は陰陽に別れ、初めに清浄なる水を生じた。つまり万物は水によって生じ、水によって清められる。故に丑寅において邪気を防ぎ汚れた寺社を浄める。故にこの坊は寺社坊となった。

 住戸坊と内裏には丙丁(火気)の十二支が祀られている。人は生活に火を使い、暖をとって活動的となる。人の営みは火によって生じるのである。
 故にこの坊は、人が活動的であることを要する住戸坊と内裏となった。

 商業坊には戊己(土気)の十二支が祀られている。人は商いによって金を生まなくてはならない。金気は土気によって生じる。
 故にこの坊は金を必要とする商業坊となった。

 学礼坊には戊己(土気)癸(水気)の十二支が祀られている。
 太学には戊の気で満ちている。「戊」の字義には植物の成長の絶頂期を意味し、学ぶ者達が大いに伸びるようにと願われている。
 観光地には己と癸が置かれている。この二つは相克の関係にあり、土気が水気を吸い取ってしまい水気が弱められる。そのような土地に何故観光街がおかれたか。それは、観光街、華やかさを意味するのは金気であり、金気は土気によって生じる。より華やかさを生むために、そして金を生むために、この場所は観光地に適しているのである。そして金気は水気を生む。弱められた水気はこうして新たな力を得て木気を生じようとするが、過分な力は土気によって吸収されてしまう。つまりこの地は常に三気で安定しているので、大成せずとも没落もしないのである。
 以上二つ、故にこの坊は学礼坊となった。

 農耕坊と公田坊には庚辛(金気)の十二支が祀られている。金気によって水気が生じ、農地を潤して作物を育てる。そして豊饒な土地(土気)には金気が生じる。農地によって生じた金気で守護が強められ、人智では防ぎようもない災厄からこの地を守る。
 故にこの坊は自然との共生が重要な農耕坊と公田坊となった。

小路九町と九星、住戸坊と八卦図

 各町の名前には九星に因んだ名称を(一白水星の地なら白商町、一水町など)つけて、九星の気の力が作用するようにした。九星の気とは、年、月、日、時刻に割り当てられている、いわば時の運気である。時の運気を一定にさせ、運や偶然による格差を無くして争いを減じさせることを目的とした結界である。陰気が満ちた時はつまらない誤解や勘違いで嫉妬や妬みといった陰鬱な感情が渦巻く。努力した者には相応の報いが、怠けた者には相応の報いが、それぞれ下るようになっている。
 さらに、人が多く住む住戸坊の九町は、中央を除く八方位に先天、後天それぞれの八卦図を作成した。八卦は陰(- -)陽(ー)二種の線を三本積み上げて示される八つの気で、天、沢、火、雷、風、水、山、地の八つの自然を指し、八卦図とは各方位にそれぞれを配当した結界の図であり、先天と後天の二種類がある。
 住居区域を綿密に測定し、家の立ち位置、連なりによって陰陽二本の線を現し、それによって八卦を作り、八卦図の魔方陣を敷き上げたのである。そのため住戸坊では、区画制限が厳しく、簡単に土地の分配が出来ないように国有地が設けられている。

*下の図は八卦図の一例

国家の守護 九数図の魔方陣 大八卦と小八卦

 十二宮、八卦六位、九星によってある程度十分な結界を敷くまでに至ったが、これらは全て都市のための結界であって、この都市にはもうひとつ、都市ではなく守るべきものがある。それはつまり内裏、都市の中心部であり、神聖巫連盟藩国の中心でもある場所である。
 太陰計画ではさらに、この内裏を守護するための結界も敷くことになった。その結界が九数図による魔方陣である。
 九数図とは縦横三マス、計九マスの中に一から九までの数字を当てはめ、縦横斜めの総和が全て十五になる形の数字による結界で、中央を除く数字には八卦が宿る。

内裏の守護、大八卦 九数八卦図

 大八卦として、内裏と周囲八坊に九数図を敷いた。それぞれの坊において数字を示すのは、馬車停の数である。大水路に沿ってはしる大路の中心に線を引いて九分割したとき、馬車停の数はそれぞれの九数図に相応するようになっている。表向きには、縦横斜めの総和が十五であるため、ダイヤの作成が容易になる、とされているのだが、裏にはこのような事情が隠されていた。
 また、この九数八卦図は結界としての機能だけでなく、物質的な、より正確に言うならば、軍事的な戦闘においても結界、すなわち、陣形となっている。外部から九坊に入るためには水路を越えなくてはならないが、侵入のために固定されている橋は八本しか無く、他は全て跳開橋となっており、容易に突入できないようになっている。
 軍事に堪の良い方ならお分かりであろうが、八本の橋とは、八門であり、すなわち八卦の陣のことである。少し解説しておくと、八卦の陣とは方陣に組まれた隊列のなかに八門と呼ばれる突入径路があり、正しい門から突入しなければ必ず負けると言われた陣形で、一説には十万の兵に匹敵するとまで言われている。
 この九坊に敷かれた八卦陣も同様で、正しい順路で橋を降ろしていかないと内裏に辿り着くまでに時間がかかり、場合によっては孤立してしまう事態にもなりかねない。さらに戦場は街中であるから、大軍であろうとも大きく展開できず、大軍の利を行かせない作ず、小国である巫にとっては非常に有利な地形となるように計算されている。
 ただし、この陣には大きな欠点があり、それは、人で作った陣形ではないため門の位置が完全に固定されていることにある。したがって、八門の位置が知られた場合この陣は無効になってしまうため、八門の位置は慎重に秘され、都市設計の段階にあっても一切の記録を残さず数名の頭の中にのみ記述されていたほどである。

政庁の守護、小八卦 九数八卦図 五行相克図

 周囲の大八卦と同じく、内裏内部にもいても九数図の結界が敷かれている。大八卦では馬車停で数を現したが、内裏内部では政庁舎、細かく言えば各省庁の長官執務室が置かれた官舎、もしくは長官職の数、によって九数の相応がされている。そして、内裏敷地内にかなりの空き地があるのは、それが原因である。この先場合によっては官職の増加や官舎の建て増しが必要になって来る可能性が大いにある。そのとき、官舎の建て直しにより九数図の結界を破壊されかねない。それを防ぐためにわざと空き地を多くとり、建て増しに備えたのである。
 もうひとつ、内裏には結界が張られている。それが五行相克による結界である。
 九数図の中心数は何があろうとも五である。つまり馬車停の数は五であり、馬車停をもちいて五行図を描いたのである。内裏の馬車停は内裏の中心を中心として正五角形に配置されている。南二つの馬車停車が城壁内部にあるのはそのためである。この件に関して、都市計画内部で相当に揉めたらしいが、市民が簡単に内裏に入れるようにすることによって、民と政治をより結びつける必要があるのだ、と叫んで強引に話を進めた官吏がいるらしい。その官吏が太陰計画に関わっていたかどうかは誰も知らない。

*下図は内裏の結界 青(木)赤(火)黄(土)白(金)黒(水)の円が五行、緑の円は九数図
添付画像【住戸八卦図.png : 23.2KB】添付画像【内裏結界図.png : 76.4KB】

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Re:すばらしい都市計画(イベント)
 信乃  - 08/11/26(水) 3:44 -
官庁及び職務、大雑把に一覧。

姫巫女=国家を司る。
太政官=国政を司る。国務、内務、四軍を司る。
神祇官=神祇祭祀を司る。天官、地官を司る。
国務省=行政を司る。春官、夏官、秋官、冬官を司る。
内務省=地方行政を司る。七層監察、六職を司る。
春官=吏部、官吏を司る。礼部、外交を司る。
夏官=兵部、軍政を司る。刑部、律法を司る。
秋官=民部、戸籍を司る。式部、学問を司る。
冬官=財部、国庫を司る。工部、建築を司る。
天官=寺社仏閣を司る。寺、神社など。
地官=理力式術を司る。陰陽寮、理力寮など。
東軍=巫三軍の左軍。外的の予防を司る。
南軍=巫三軍の中軍。藩都の防衛を司る。
西軍=巫三軍の右軍。国内警備を司る。
北軍=姫巫女の近衛兵。
七層監察=藩国内の各階層を司る。
六職=藩都の行政を司る。


姫巫女ー太政官(三公)ー国務省ー春官ー吏部省
                  ー礼部省
               ー夏官ー兵部省
                  ー刑部省
               ー秋官ー民部省
                  ー式部省

               ー冬官ー財部省
                  ー工部省

           ー内務省ー参議官
               ー六職
               ー七層監察

           ー四軍ー東軍
              ー南軍
              ー西軍
              ー北軍

   ー神祇官ー天官
       ー地官

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Re:すばらしい都市計画(イベント)
 藻女  - 08/11/26(水) 20:34 -
都市計画の部分は基本的に問題ありませんが、国の機関については作ってしまうと今後それを意識しないといけなくなるのでここまでするのはやめた方がいいと思います。
後は農業だけでは十分な雇用を生めないので食品加工、綿、麻、亜麻などの加工などができるように工場も作る必要があると考えています。
後、都市からは外れるかもしれませんが、林業も貧しいと山の木を再生できないほどに伐採する危険があるので国でコントロールするためにした方がいいか悩んでいます。
鉱業はアウトウェイで行われていたので行えば雇用は増えると思うので最低限を維持するのもいいと思います。
水産業は都市計画に組み込む場合は港から新鮮な海産物を輸送できるように輸送網を作るというくらいだと思っています。
商業は個別で見ていく必要はでるかもしれませんが、大きく変える必要はないように見えます。
金融業は現在ないようので、高利貸などがでないように法整備する必要があるかもしれない程度です。
教育に関しては付属校がある学校自体は問題ないのですが、小学校にかんしては番組小学校(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%95%AA%E7%B5%84%E5%B0%8F%E5%AD%A6%E6%A0%A1)のように住民が自分達の学校だと思えるものを目指しているのでせめて付属は中学校からがいいです。

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Re:すばらしい都市計画(イベント)
 信乃  - 08/11/30(日) 22:02 -
 都市開発に入れる必要はないと思います。ですが、行政機関はきちんと作って置くべきだと思います。
 都市計画から外れる話ですが、きちんとした国家運営を目指すのなら、憲法、議会、行政機関、は必要であると思います。憲法は国民全員の意識を共有し、同じ目標を持つために役立ちます。議会は国民の声を直接政府へ届けるために役立ちます。行政機関は内政を速やか、かつ、円滑に進めることに役立ちます。
 現在ほとんどの国がこれらを作っていません。帝国法によって定められている『はず』だからです。ただ、どの国でも当てはまるということは、裏を返せばどの国にもベストではない、を意味します。わかりやすく言いますと、たとえ姫さまが子供を守ると息巻こうが喧伝しようが、憲法によって明示されていなければ、姫さまを支持しない者は、その思想を反映することはしないでしょう。議会、行政組織についても似たり寄ったりです。 
 我々はどのような形で政治が行われているのか、どれだけ知っているでしょう? どれだけ共通の認識を持てているでしょう? まして現在の巫は変革期にあります。そのような状況ならなおさら、国民一人一人にまで全員が同じ意識を持ち、同じ方向へ進むための標を作るべきだと考えます。そのために、憲法、議会、行政組織は必要なのです。
 僕が作ったものを採用して欲しいとは言いません。都市開発に盛り込む必要もないでしょう。ですが、内政を充実させるなら、国力を高めるなら、その点を十分にお考え下さい。

 林業、鉱業、水産業について何も触れていないのは、都市開発とは関係ないことだからです。都市の中に山はありますか? 都市のどこから鉱物資源を掘り出すのですか? 都市階層のどこに海があるのでしょう? それらは国土開発であって都市計画ではありません。自他国、種類に関係なく、これまで作成されたアイドレスを見てください。万能を目指して作られたものは、必ず効果が低いものしか生まれていません。そのため、僕は範囲を広げすぎず、農工商の三つに絞りました。
 まず、工業に関してですが、都市内部に工場を造る必要はあるでしょうか? ただでさえ水道橋だの浄水場だのと水質汚染で騒いでいるくせに、何故その上に大量の汚水を生み出すようなものを作ろうとなさるのでしょうか。たとえ水道橋で清涼な水を運んでも、大量の汚水を出していたら水質環境は悪化するだけであり、水道橋の獲得が無意味、無価値になるだけです。
 姫さまが考えておられる工場は内容から考えて汚水は少ないかもしれません。しかしながら農業機械のアイドレスを思い出してください。我々の考えた機械とチェックする側の機械に差があったように、今回の工場も同じようにとられやしないでしょうか? さらに言えば、姫さまの上げられた綿、麻、亜麻は織物であり、工芸品に分類される物としてきちんと明記しております。これ以上のものをお求めであれば、汚水を排出する量産工場しか思い浮かびませんので、僕に書く気はありません。

 次に商業ですが、僕は姫さまとは逆で、いまこそ大きく変革、整備をしておく必要があると考えます。繰り返しになりますが、今回取得しているのは、都市計画、です。農業、工業、林業、鉱業、水産業、そんななんでも有りな万能都市なんて存在しません。あれもこれもと詰め込みたいのなら、いっそ巫藩国内七階層全てに都市をお造りになれば良いでしょう。やる気があるなら最良の策だとは思いますが、今の国情を考えると完成するのはかなり先になると思います。
 したがって、一都市においてあらゆる産業を充実させるとしたら、その都市が産業の集約地になるしかありません。つまり、商業都市として、そこまでいかなくとも、商業地の充実、経済活動の活性化を行うことです。
 商業とはあらゆるもの(有形無形問わず)に価値を設け、取引によって流通させていく経済活動の一種です。商業を充実させれば、経済活動、とくに貨幣の循環が安定します。貨幣の循環が安定すれば、商人は新しいものへ投資を行います。このようにして産業を生み出していかない限り、実質的な国民の経済成長は難しいものです。そのためにこそ、経済を循環させるシステム、起業を行いやすくするためのシステム、を充実させる商業に力を入れるべきであると考えます。

 次いで雇用の生産に関してですが、直接的な雇用場所を生み出すことよりも、土地としての雇用場所を生み出すことを優先しています。
 産業を増加させることは重要です。しかしながら、政府主導、公営による産業増加の行き着く先は社会主義です。ソビエト連邦の行き着いた先をお考え頂ければ、どうなるかはご想像頂けるでしょうか。 米や塩、鉄のような生命に直結するような産業ならある程度介入する必要性はありますが、そうでないものに関しては、基本的に民間で自由にさせておく方が、将来的には大きく発展する可能性があるのです。
 公営による産業の収益は、行き着く先が国庫であり、雇用場所は確保できても貨幣が市場で流通しないため、国民の財布は貧乏なままです。また、赤字の補填は税金によって賄われるため、労働者は率先して利益を生みだそうとせず、国をやせ細らせるだけになります。ひどい言い方をすれば、このような形は人を飼う人間牧場でしかありません。
 国民一人一人が経済活動に参加し、自立していかなくては、安定した経済成長は見込めないでしょう。そのために国が用意すべきことは、土地と法、あとは最低限のインフラ整備で十分であると思います。何から何まで国が用意してやっていると、政府か国民、どちらかがこけたら共倒れです。特に戦時の政府なんてものは、いつ国庫が破産するか知れたものじゃありません。ですから、政府が主導となって雇用場所を増やすことよりも、民間で雇用場所を作るための手段を優先すべきだと考えます。

 僕は小学校をはじめとした公営教育機関は『誰もが等しく教育を受ける場所』として認識しています。ですから『学問を習う場所』としては自ずと限界があると考えます。個々の学力、学習意欲などを鑑みれば仕方の無いことでしょう。ですが、仕方ないからと言って何もしないのは、教育放棄と同じです。
 たとえ五才、六才であろうとも、学びたいと真剣に願う子のために、学力、学習意欲に相当する『学問を学ぶべき場所』は作りたく思います。独学では限界があります。家庭教師や私塾では、家庭環境によって左右されます。それらのために僕は太学以下の付属を作りました。
 設定文章をよく呼んでいただくとわかりますが、僕は学校とは一言も明記しておりません。あくまで学府で通しています。ですから、学問所でも構いません、公営塾でも良いでしょう。最高学府の看板だって取り外していただいても結構です。学習意欲のある人間が存分に学問に打ち込める場所、それが太学を設立した理由です。小学校があるからと言う理由で子供達を弾くなんてことはしたくありません。
 そもそも、自分の学びたいことを学べない場所を、どうして『自分たちの学校』として誇ることが出来るでしょうか。僕自身がそのような経験をしているため、なおさら強く、そのように考えます。付属小学と番組小学校はけして並立できない存在ではないと思います。もう一度御再考ください。

 最後になりましたが、僕は『都市計画』とは町の形、枠組み、規範を作ることにあると考えています。そのため、必要以上の内部干渉をできるだけ控える形で企画を立てました。内部に干渉するということは、言い換えれば細かな部分まで枠組みを作って縛ることになり、将来の成長、発展の可能性を絞っていくことと同義であると考えます。しかも、公営主体で作っていくということは、自分たちだけで都市を運営していくことでもあり、政府の負担が増えるだけでしかないと思います。
 国民が、自分たちの住む場所を、巫の新しい都市を「自分たちの街だ』と誇れるようにするためには、自分たちの手で作り、育て、発展させるべきだと思います。特に巫は移民者の多い国です。そんな彼らにとって、国から与えられただけの街を、『自分たちの街』と考えてくれるでしょうか。そういった点を考慮していただきたく思います。


 まあ、色々と書いちゃいますが、僕はアイドレスがここまで人の思考を反映できるような、創造性、収容領域を持っているとは思っちゃいません。なんで、特に気にしていただく必要は無いことばかりです。文章にしろ内容にしろ、好きに作り替えてもらって構いません。僕自身これ以上手を加えようという気がありませんので。ただ、どのような意図を持って作ってあるかを明確にしておくために、お返事をつけさせてもらいました。

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了解です
 藻女  - 08/12/1(月) 1:42 -
各種産業については都市計画というより就労支援で使えないかと思っている事なのでこのアイドレスには直接関係ありません。ややこし書き方だった点をまずおわびします。


学校に関しては小学校だと思った理由と付属という事で大学での実験場みたいな扱いがあるようなものを想像したからです。
なのでそういう目的で作るのであれば異議ありません。


なお、私も国からの介入は元々最低限にするつもりでいましたが、支援をしないとどうしようもない状況になってきているためにこちらで雇用の場所を作らなければいけないと思っていたのです。
なので、官営工場などのように民間に払い下げる事を前提に働く場所を用意するといった手がよいのかと思いました。
ただその働く場所というので都市でできそうなものが思いつかないでおり、その過程で最初に言ったような都市計画に結び付けれなかった産業についても考えていたのです。
商業について、公営農地など記載はありますが、少なくとも技術を活かせる場所を用意しなくていいかを不安に思っていました。
技術を持たない人に対しては知識を求める人が学校などの教育機関なり社会教育を行う施設などでその受け皿にするとしても、今技術を持っている人がその技術を発揮して食べていけるような物がなくて心配だったのです。

今は少し考えも変わり、都市計画でこれだけの物を作るのであれば一時的にせよ沢山の労働力を必要とするだろうから悪化する前に都市計画の効果で国民達が自分達で発展していくだけの時間を稼げるかもしれないと思えるようになりました。
ハローワークのような個人に対して働き手を募集している所を紹介する施設を足すつもりではいますし、執務室や模型などについては付け足すつもりですが、中身に関しては異議はありません。
なので要点に含まれるその2点ができ次第ページを作って反映していきます。

どういう意図で作るのかは作る中身には直接関係ありませんが、連携するためには重要だとわかりました。
ありがとうございます。

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