神聖巫連盟 : 国内業務用掲示板

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5つの通常枠の使い方 藻女 09/1/13(火) 0:00

後で修正する可能性はありますが 藻女 09/9/11(金) 12:26

後で修正する可能性はありますが
 藻女  - 09/9/11(金) 12:26 -
孔明廟が建立された時、孔明廟の裏に洞窟が見つかりました。
どうしてこんな所に洞窟が見つかったのか、噂はいくらかあったけれど、大きく分けると次の2つに別れました。
「神社の神木に空いた洞に神様が暮らす事があるように、洞窟の中に住まわれている。」
「クーリンガンと同じく子供の守り神をしているお地蔵様の足元には地獄への入り口があるからきっとこの洞窟も地獄へ続いているのだ。」
噂だけではどちらが正しいのか、それともどちらも正しいのか、それを確認する事は出来ません。
けれど、実際はどうあれ、地獄へ続いているなら間違って入る者がいてはいけませんし、神様が神社じゃなくてそんな所ですんでいるならどうしたらこちらへきてくださいとお願いに行かなくてはなりません。
そこで洞窟の入り口の祭壇を作り祈りを捧げました。
祈りの言葉は自分の言葉で紡いでいこう。
拙くても自分の心からの言葉でなければ届ける事はきっと出来ない。
そう信じてどんな国を築いていきたいかうたいます。
「築きたいのは故郷
けれど遠くにあるような故郷じゃない
悲しく歌うだけの故郷じゃない
どれだけ時が離れても
どれだけ距離が離れても
目を閉じればあらわれる
どんな時でもそばにある
たとえ地獄の底だって
絶望の淵に追われたって
振り返ればそこにある
いつも心で繋がっている
それが僕らの作る故郷」

けれど祭壇は燃え上がり、灰となってしまいました。
入り口ではまだ遠かったのか、それとも祈りの言葉がまだ届くには弱かったのかはわかりません。
けれど、届かないなら近づくだけです。
けれど用意もなしに洞窟を入るのは危険です。
誤って人が入らぬように祭壇を建て直して貰っている間に準備をして洞窟の奥へ進んでいきました。
用意した装備ではこれ以上進むと戻れなくなる。
そんな所までたどり着いて再び祭壇を用意し、祈りを捧げました。
今度は共に暮らしていこうという思いを込めて

「 正しき知識は闇を切り裂く光となる
知れば知るほど闇はなくなり、やがては光が全てを消し去る
知ることはできるけど
知らない頃には戻れない
朝と夜とが巡り来る
僕らの生きる世界のように
闇に閉ざさず、光に消えず
半分の光と半分の闇
ひとつの世界を二つに分けよう
闇に覆われ見えない場所は
違う世界を見る友の
言葉を通して見つめよう
1人でいたら見えない世界
2人でならば見通せる
もしもそれでも見落とすならば
二人に見えない世界を見る友を
世界を駆けても探し出そう
僕の瞳に映るもの
君の瞳に映るもの
そして2人の瞳に映らぬもの
その全ての幸いのため
知識は人を救いはしない
けれど僕らが知識を重ね
みんなのために動くなら
集った知識に心がこもり
苦難を払う力となろう


けれどそれでもまだ届きません。
用意できた装備でなんて思ってしまったのがダメだったのか、まだ思いは届かなかったようです。
焼けた祭壇を建て直してもう一度用意からはじめました。
装備を理由にしたりせぬよう、1つの歌がダメでも思いが届くまで歌いつづける覚悟を用意して再び洞窟の奥へ入っていきました。
奥に行くにしたがって灯りで照らしきれない闇に覆われ、灯りに照らされた場所にも異形の群れのようなオブジェがそこかしこに見つかります。
けれど地獄だって罪を犯した悪人が行く場所だから邪悪な者が多いけれど、悪人が行く場所であってそれ以外が行かない場所ではありません。
間違って辿りついたり、さらわれたり、そしてそんな地獄から救い出そうとしてくれる者もいます。
だから邪悪な者も大勢いるのは確かだけど、そんな所でも助けようとし続けている者達の事を忘れてはいけません。
悪が強いと思うならばその中でも負けないでいられる強さを持って助けてくれている者達がいるのです。
そんな風に怯える心を奮い立たせながら進んできたけれど、とうとうどんな装備でも自分達ではこれ以上薦めないところへ来てしまいました。
ただの水なら潜れても、瘴気が出ている様子はここにはあまり長くはいてはいけない事を教えてくれるようです。
それでもなんとか祭壇を用意して今度こそ祈りを届けようと、自分の思いを歌に届けます。

白くやわらな衣装を着せて
後の事は風任せ
眠りの中で芽も開かぬそのうちに永の別れを告げていく
その後の行方も知らぬまま
それでも共にこの場所で
死を待ちながら生きるより
風吹く先に希望の地
あること信じて送り出す
ただ幸いを祈りながら
届かぬままに命尽き旅路を終える者達も
せめて心は孤独にならず
思われていたと
思えるように


引用なし

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