神聖巫連盟 : 雑談用

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みぽツリー6 みぽりん 08/11/20(木) 19:00

8回目 RP みぽりん 09/1/7(水) 18:02
Re:8回目 RP みぽりん 09/1/7(水) 21:18
8回目 RP(不殺) みぽりん 09/1/7(水) 21:19

8回目 RP
 みぽりん  - 09/1/7(水) 18:02 -
悲しみに満ちた戦闘は無名藩国のいたるところで繰り広げられていた。
それは己の良心との戦いでもあった。

/*/


新たなる戦場で敵兵を見て、みぽりんはふっと笑う。
同胞を殺さねばならぬ、痛み。

右手をあげ空間に印を刻む。
歌うように流れるように、刻まれた印を軸にして力を絡めてゆく。
まずは小さく。次第に大きく。
細かい粒子が集り、寄り添い、空間に光の文字として浮かび上がる。

おのれの力不足を思った。
方法があるのに助けられないのは自分のせいだと思った。
守るにはときとして大きな能力が必要なのだと。

ゆるりと手を広げる。
呼応するように魔方陣が強さを増し、輝きが濃くなる。
今度は両手で包み込むようにして力を凝縮させる。
そのまま右手人差し指に集めてゆく。
そして……。
みぽりんは対象を指差し、力の方向性を「敵」に向けた。


「敵」からあがる断末魔の悲鳴。
みぽりんはすべて見た。
その瞳は静かで、一見穏やかだった。


/*/

涙を袖でぬぐいながら詠唱するのはミツキだった。
一人倒すたびに、涙がこぼれる。
「ミツキさん、ミツキさん」
雹が彼女の肩をぎゅっと抱く。
我にかえったミツキの顔をみて、雹が精一杯の思いやりをこめて言う。
「もういいですから」
ミツキは小さく首を振り、涙をぬぐって再び詠唱をはじめた。

/*/


ミツキと姫巫女を守り支えるように男達が布陣する。
こんな戦いは早く終わらせなければ。いや終わらせてやると思った。


(584文字)
引用なし

パスワード


<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322; msn...@p4010-ipbfp2104tokaisakaetozai.aichi.ocn.ne.jp>
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Re:8回目 RP
 みぽりん  - 09/1/7(水) 21:18 -
悲しみに満ちた戦闘は無名騎士藩国のいたるところで繰り広げられていた。
それは己の良心との戦いでもあった。

/*/


新たなる戦場で敵兵を見て、みぽりんはふっと笑う。
同胞を殺さねばならぬ、痛み。

右手をあげ空間に印を刻む。
歌うように流れるように、刻まれた印を軸にして力を絡めてゆく。
まずは小さく。次第に大きく。
細かい粒子が集り、寄り添い、空間に光の文字として浮かび上がる。

おのれの力不足を思った。
方法があるのに助けられないのは自分のせいだと思った。
守るにはときとして大きな能力が必要なのだと。

ゆるりと手を広げる。
呼応するように魔方陣が強さを増し、輝きが濃くなる。
今度は両手で包み込むようにして力を凝縮させる。
そのまま右手人差し指に集めてゆく。
そして……。
みぽりんは対象を指差し、力の方向性を「敵」に向けた。


「敵」からあがる断末魔の悲鳴。
みぽりんはすべて見た。
その瞳は静かで、一見穏やかだった。


/*/

泣きながら詠唱するのはミツキだった。
一人倒すたびに、こぼれる滴。
「ミツキさん、ミツキさん」
雹が彼女の肩をぎゅっと抱く。
我にかえったミツキの顔をみて、雹が精一杯の思いやりをこめて言う。
「もういいですから」
ミツキは小さく首を振り、涙をぬぐって再び詠唱をはじめた。

/*/


ミツキと姫巫女を守り支えるように男達が布陣する。
こんな戦いは早く終わらせなければ。いや終わらせてやると思った。


(587文字)
引用なし

パスワード


<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322; msn...@p4010-ipbfp2104tokaisakaetozai.aichi.ocn.ne.jp>
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8回目 RP(不殺)
 みぽりん  - 09/1/7(水) 21:19 -
悲しみに満ちた戦闘は無名騎士藩国のいたるところで繰り広げられていた。
なるべく傷つけぬように細心の注意を払いながら。


ミツキは両の腕を定まった形に動かす。
虚空に浮かぶ魔法陣。
そして呼びかける。
私は皆を助けたい。お願いします。力を貸してください。あやつられた人たちをお家に帰してあげたいの!
ミツキの心からの言葉はそのまま挨拶となり、力ある言葉となる。
呪文とは本来そのようなものである。
ミツキの思いに共感した「力」が集り、魔法陣を沿うように廻りはじめる。


ミツキと同じ思いなのは七比良鸚哥。
詠唱を手伝うように、理力使いの杖を用いて援護する。
足元を中心に攻撃を加える。
怪我は最低限ですむように、しかし相手の動きを止める場所を選ぶ。


それは「生かす」ための闘い。
奪うためでなく「共に生きる」ための手間。


「難しいけどみんな頑張って」
肩で息をしながら姫巫女が皆に呼びかける。
そして足を踏み鳴らす。
舞を舞うようにゆらりゆらりと。
姫巫女に呼応するように、ゆうらりと陣が形成されてゆく。
「殺さず、動きだけ止めてください」
それがそのまま詠唱の言葉となった。
喜びに満ちた光が渦をまきながら「敵」に突撃する。


皆で生きましょう。
そんな願いが込められた詠唱が続く。


(514文字)
引用なし

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